新型iPhone発表 3つのモデルを選ぶ3つのポイント:どれにする?(1/4 ページ)
AppleがiPhoneの新型を発表。「iPhone Xs」「iPhone Xs Max」「iPhone XR」という3モデルが一挙に登場した。どれを選べばいいのか、3つのポイントをチェックする。
米Appleは9月12日(現地時間)、スマートフォン「iPhone」の新型を発表した。「iPhone Xs」「iPhone Xs Max」「iPhone XR」という3モデルが一挙に登場し、機種選びは悩ましい問題。どれを選べばいいのか、3つのポイントをチェックする。
XsとXs Maxは9月14日に予約受け付けスタート、同月21日に発売。XRは10月19日に予約受け付けを始め、同月26日に発売する。
ディスプレイをチェック
3モデルを特徴付ける最も分かりやすいポイントがディスプレイだ。
なんといっても目を引くのはiPhone史上最大のディスプレイを搭載するXs Maxだろう(ネーミングセンスにも驚くが)。6.5インチ、2688×1244ピクセル(458ppi)の有機ELパネルを採用し、100万:1という有機ELならではの圧倒的なコントラスト比を生かしたHDR動画再生などが可能だ。その分、サイズは157.5(高さ)×77.4(幅)×7.7(厚さ)ミリ、重さ208グラムと大きめだが、iPhoneで映画やネット動画をよく見たり、漫画なども読みたいという向きには気になる存在だ。
同じ有機ELパネルを採用しているXsは5.8インチ、2436×1125ピクセル(458ppi)。こちらも有機ELを生かした美しい表示クオリティーが売りだ。サイズは143.6(高さ)×70.9(幅)×7.7(厚さ)ミリ、重さ177グラムと、一般的なスマホの大きさに収まっている。
XRは6.1インチディスプレイを採用し、XとX Maxの中間のサイズになる。ただしXRは有機ELではなく液晶ディスプレイ(「Liquid Retina」と呼ぶ)を採用している点だ。解像度は1792×828ピクセル(326ppi)と、Xs、Xs Maxに及ばない。XRは「iPhone 8」の後継に当たる普及モデルと考えていい。サイズは150.9(高さ)×75.7(幅)×8.3(厚さ)ミリ、重さは194グラム。
3モデルとも、画面上部のノッチは共通。昨年発売のiPhone Xで採用された際には賛否両論が巻き起こったが、Appleは2018年の新モデル全機種に採用することでこれに回答した形だ。
まとめてみると、
- ディスプレイは画面上部のノッチありに統一
- 5.8インチ有機ELの美しい表示クオリティーで動画や写真を楽しめるのが「Xs」
- 表示品質の高い有機ELディスプレイをiPhone史上最大の6.5インチに大画面化したのが「Xs Max」
- Xs以上、Xs Max未満の6.1インチで液晶ディスプレイを採用した「XR」
──ということになる。
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