人材業界の平均年収ランキング、リクルートVS.マイナビの差は……:営業職へのインセンティブが手厚い
人材サービス業界の中で平均年収が最も高い企業は? 転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイが調査した結果、2位はマイナビで507万円だった。1位は……
人材サービス業界の中で平均年収が最も高い企業は? 転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイが調査した結果、1位はリクルートキャリアで698万円だった。2018年度の新卒1年目の年収は427万円の予定。「グローバルエンジニア」職の場合は702万円とさらに高水準になるという。
社員からは「インセンティブの回数が多い」「仕事の裁量が自分で決められるため、(給与は)パフォーマンス次第だ」など、営業職へのインセンティブの手厚さがうかがえる意見が目立った。
2位はマイナビ(507万円)。「賞与は個人成績と会社の業績次第では非常に高水準になる。住宅手当も賃貸・持ち家を問わずかなり支給される」「年に一度全社表彰があり、好成績の人は海外旅行や賞金がもらえる。チームでも表彰される」と、福利厚生や表彰制度に対する評価も集まった。社宅や寮、老後資産形成のための「ライフプラン支援金」も整っている。
3位はメイテック(504万円)。年2回の賞与は130万円を超えたという(17年実績)。「入社して数年目だが残業時間30時間程度で年収430万円。同業他社と比べると報酬面ではかなり上だ」「昇給は2年に1回でポイント制。研修や資格などでポイントが加算される」といった声が寄せられた。
4位はパーソルキャリア(434万円)。月間、四半期、半期ごとにインセンティブが支給される機会がある。特に活躍した社員は海外インセンティブツアーメンバーに抜擢され、現地でのフィールドワークに参加できるという。「分かりやすい成果主義。20代でもマネージャーに昇格すれば、年収は750万円程度まで上がる」という意見があった。
5位はパソナ(401万円)。住宅・貯蓄などの用途で利用できる年間12万円相当のポイント(カフェテリアプラン)や独身寮、「ベネフィット・ワン」などの福利厚生サービスを充実。「福利厚生は比較的充実しており、将来への蓄えができる」といった声が挙がった。
調査は15年4月1日〜18年3月31日に実施。『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「人材サービス」に記載があり、「キャリコネ」に正社員として登録しているユーザーから給与・残業情報が20件以上寄せられた企業を対象にランキング化した。
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