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JR東、田町〜品川駅間の新駅名を「高輪ゲートウェイ」に決定:柔らかな照明も採用
JR東日本が、2020年春に田町駅〜品川駅間に新設する駅の名称が「高輪ゲートウェイ」に決まったと発表。公募によって選ばれ、“人々をつなぐ結節点になってほしい”との意味が込められた。駅の照明デザインは面出薫氏が担当する。
東日本旅客鉄道(JR東日本)は12月4日、2020年春に田町駅〜品川駅間に新設する駅の名称が「高輪ゲートウェイ」に決まったと発表した。駅の照明デザインをデザイナーの面出薫氏が担当し、柔らかな光を取り入れることも決定した。
同駅は山手線と京浜東北線の駅として、24年に本開業する予定。駅名の案は18年6月5〜30日にかけて募集し、約6万4000件・1万3000種類の中から選ばれた。
「高輪ゲートウェイ」に決まった理由は、新駅周辺の地域が過去に“江戸の玄関口”として栄えていたこと、現在は世界各国の先進企業が集う国際交流拠点を目指していること――など。JR東は「新駅が、過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点として、町全体の発展に寄与してほしい」としている。
照明デザインを担う面出氏は、JR東京駅丸の内駅舎などの照明を手掛けた実績を持つ。新駅は「街のランドマークとなる暖かな光の駅舎」をコンセプトに、建築の特徴である大屋根を下から照らす仕様とすることで「柔らかな光に包まれたコンコースをつくる」という。
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