2015年7月27日以前の記事
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UberもAirbnbもNG、韓国財閥が阻む新興ビジネス最新テクノロジーの取り込み(3/6 ページ)

チェ・パダさんが自分のカーシェアリング会社「Luxi」を現代(ヒュンダイ)自動車に売り込んだとき、最新テクノロジーを取り入れることに失敗すれば、韓国最大手の自動車メーカーである現代自に未来はないと訴えた。

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韓国で利用者数最大のメッセージアプリを運営するカカオ<035720.KS>は2月、Luxiを2500万ドルで買収した。だが、相乗り規制の壁に阻まれ、タクシー運転手の激しい抗議が起きる中、いまだにサービス開始には至っていない。

あるタクシー運転手は先週、焼身自殺で抗議した。労働組合に加入する運転手たちは、今週に大規模デモを計画していると言う。

焼身自殺による抗議を受け、カカオはカーシェアサービスの開始スケジュールを延期したとしている。

韓国の国土交通省はコメントするのを差し控えた。

また韓国では、規制により、ベンチャーキャピタルファンドが金融、不動産、宿泊施設、飲食店といった分野に投資することを禁じられている。

韓国政府はこうした規制を撤廃する新たな法律を提案しているが、中小ベンチャー企業省の高官は、それは簡単にはいかず、すぐには実現しないことを認めた。

「要するに、われわれはイノベーションに向かわねばならないが、それには多くの時間がかかり、既得権益の仲立ちをするには困難なプロセスを要する」と、同高官は語った。「現実問題として、われわれは既得権益を無視できない。明確な答えなどない」

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