2015年7月27日以前の記事
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2018年、人材獲得した企業の76%は「中途社員」を正社員として採用 19年も人材ニーズが高まる見通し採用コストは増加傾向

就職情報サイトなどを運営するマイナビはこのほど、採用担当者を対象に実施した2018年の企業の人材ニーズに関する調査結果を発表。18年に人材を獲得をした企業のうち、75.6%は中途や第二新卒などの「中途社員」を正社員として採用していた。

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 就職情報サイトなどを運営するマイナビはこのほど、採用担当者を対象に実施した2018年の企業の人材ニーズに関する調査結果を発表した。18年に人材を獲得した企業(97.5%)のうち、75.6%は中途や第二新卒などの「中途社員」を正社員として採用したことが分かった。

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2018年における雇用形態別採用状況(=プレスリリースより)

 即戦力になり得る中途社員を確保することで人材不足を補っている企業の現状がうかがえる。

 さらに、19年に採用活動を実施する可能性がある企業は97.8%おり、「社会人の正社員」を募集する可能性を示す企業は79.9%いたことから、企業の採用意欲は中途の正社員採用を中心に今後も高まることが推測できるという。

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前年に対して、1人採用するのにかかるコストの増減(=プレスリリースより)

 人材採用にかかるコストは増加傾向にあるようだ。特に正社員の新卒採用については43.5%の企業が採用コストは「増えている」と回答。「変わらない」(46.5%)と回答した人の割合に迫る勢いだった。

 正社員の中途採用についても40.0%が「増えている」と回答した。

 同社は「売り手市場の中で採用環境の厳しさが増し、今後も採用コストの上昇が見込まれる。目先の採用コストだけではなく、入社後の定着率向上も視野に入れた長期的な視点での採用コストの管理が重要だろう」と指摘している。

 調査は12月4〜6日にかけて、人材採用に関して「採用実施」「手法選定」「雇用の決定」のいずれかの決裁権を持つ採用担当者を対象にインターネット上で実施。有効回答2105件を得た。

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