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横審の“白鵬口撃”はいかがなものか 国際問題を招く可能性赤坂8丁目発 スポーツ246(4/4 ページ)

横綱審議委員会による定例会合で、びっくりするような発言が飛び出した。白鵬と鶴竜の途中休場に対し、「本当にケガ?」などと“疑惑”を投げかけたのだ。引退した稀勢の里には甘く、白鵬と鶴竜にはなぜ手厳しいのか。このままでは……。

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井戸端会議の繰り返しに

 横審の北村委員長は、28日の定例会合をもって退任した。代わって新委員長のポストには、産業雇用安定センター会長の矢野弘典委員が選出された。

 横綱のお目付け役となる横審の面々に有識者は必要かもしれないが、それよりも大相撲を経験し、実際に番付最高位へ上り詰めたOBの登用が急務なのではないだろうか。

 失礼を承知で言わせてもらうが、外様の“偉い人”たちばかりでは、いつまで経っても大相撲の横審は偏重入り乱れる井戸端会議の繰り返しになってしまうような気がしてならない。

臼北信行(うすきた・のぶゆき)氏のプロフィール:

 国内プロ野球、メジャーリーグを中心に取材活動を続けているスポーツライター。セ・パ各12球団の主力選手や米国で活躍するメジャーリーガーにこれまで何度も「体当たり」でコメントを引き出し、独自ネタを収集することをモットーとしている。

 野球以外にもサッカーや格闘技、アマチュアスポーツを含めさまざまなジャンルのスポーツ取材歴があり、WBC(2006年第1回から2017年第4回まで全大会)やサッカーW杯(1998年フランス、2002年日韓共催、2006年ドイツ、2010年南アフリカ、2016年ブラジル)、五輪(2004年アテネ、2008年北京、2017年リオ、2018年平昌)など数々の国際大会の取材現場へも頻繁に足を運んでいる。


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