JT、プルーム・テック専用「ピアニッシモ」に2銘柄追加 パイン&ミントで女性客に訴求:アイコス追撃へ着々
JTが、プルーム・テック専用「ピアニッシモ」に新銘柄を追加する。ともにメンソールタイプで、パイナップルとピーチをベースにした銘柄と、ミントの優しい甘さが特徴の銘柄の2種。価格はいずれも490円で、3月11日に発売予定。
JT(日本たばこ産業)は3月11日に、フルーティーな味が特徴のブランド「ピアニッシモ」から、加熱式たばこ「Ploom TECH(プルーム・テック)」専用の2銘柄を発売する。ともにメンソールタイプで、白色のカートリッジを採用。味わいとデザイン性の両方から訴求し、女性客の取り込みを加速させる狙い。
新銘柄は、パイナップルとピーチをベースにした「ピアニッシモ・パイナップル・ピーチ・イエロー・クーラー・フォー・プルーム・テック」と、ミントの優しい甘さが特徴の「ピアニッシモ・アリア・メンソール・フォー・プルーム・テック」。たばこカプセル5本・カートリッジ1本入りで、価格はいずれも490円。
両銘柄の登場により、プルーム・テック向けの銘柄は全10種に拡大。1月29日に発売した新モデル「Ploom TECH +(プルーム・テック・プラス)」と「Ploom S(プルーム・エス)」専用の銘柄を含めると、ラインアップは全17種類となり、より多くの喫煙者のニーズに対応できる体制が整う。
フィリップモリスは「HEETS」投入
競合のフィリップ モリス ジャパンは、加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」専用たばこスティック「HEETS(ヒーツ)」シリーズ4銘柄を1月28日に発売。既存の「Marlboro(マールボロ)」シリーズを含めたラインアップを計11銘柄に拡大させており、加熱式たばこ市場では、新機種だけでなく専用たばこを巡る開発競争も激化している。
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