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串カツ田中が“空白”だった四国に初上陸 出店を加速:1000店舗体制に向けてまい進
串カツ田中が「串カツ田中 松山大街道店」(松山市)をオープンする。唯一の空白エリアだった四国地方への進出を果たす。1000店舗体制に向けて出店を加速させる。
居酒屋チェーン「串カツ田中」は2月21日に、愛媛県内に「串カツ田中 松山大街道店」(松山市)をオープンする。同チェーンが四国地方に出店するのは初めて。
松山大街道店は松山市を代表する商店街「大街道商店街」にある。串カツ田中が同地域を出店候補地としていたほか、地元関係者からのオファーがあったため、出店に至ったという。
平日はビジネスパーソンや商店街の買い物客を想定。休日は買い物客だけでなく、観光客の利用を見込んでおり、月商800万円を目標とする。
串カツ田中を運営する串カツ田中ホールディングスは、1000店舗体制の構築を目指している。これまで北海道・東北、関東、信越・北陸、近畿、中国、九州・沖縄の各エリアには出店していたが、四国は唯一の“空白エリア”だった。松山大街道店は220店舗目(海外にある2店舗含む)となる。四国に初上陸を果たしたことで、店舗拡大のペースがますます加速しそうだ。
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