新社会人に聞く、こんな上司は嫌:「ホンワカ」が人気
この春から新社会人になる学生は、職場にどんな上司がいたらいいなあと思っているのか。理想の上司を聞いたところ「ホンワカ上司」(49.0%)が最も多いことが分かった。養命酒製造調べ。
この春から新社会人になる学生は、職場にどんな上司がいたらいいなあと思っているのだろうか。理想の上司を聞いたところ「ホンワカ上司(穏やかで落ちついている)」(49.0%)が最も多いことが、養命酒製造の調査で分かった。
次いで「世話好き上司(部下に対する面倒見がよい)」(40.0%)、「カウンセラー上司(困ったとき相談にのってくれる)」(35.0%)と続いた。「上司に穏やかさ、優しさを求める新社会人が多いようだ」(養命酒製造)
一方、「カリスマ上司(強力なリーダーシップがある)」(7.0%)、「熱血上司(仕事に情熱を持っている)」(6.0%)、「鬼上司(ときには厳しく叱ってくれる)」(3.0%)はいずれも少なく、熱く力強い上司を理想とする新社会人は少数派のようだ。(同)
「カウンセラー上司」を挙げた人を男女別にみると、男性20.5%に対し、女性46.4%。「新社会人の女性には、上司に相談相手としての役割を期待している人が多いようだ」(同)
こんな新社会人になりたい
次に、どのような新社会人になりたいかを聞いたところ「プライベートの時間も大切にする」(52.0%)がトップ。次いで「無理のない範囲で働く」(46.0%)、「効率よく仕事をこなす」(39.0%)と続いた。
男女別でみると、「ミスなく完璧を目指す」(男性13.6%、女性8.9%)は男性が多く、「プライベートの時間も大切にする」(31.8%、67.9%)、「周りとの調和を大切にする」(13.6%、39.3%)、「上司の指示をしっかり理解する」(9.1%、女性33.9%)は女性のほうが20ポイント以上高い。「新社会人の女性には、ワークライフバランスや一緒に働く人との協力関係に意識を向けている人が多いのかもしれない」(同)
インターネットを使った調査で、この春から新社会人になる20代学生100人が回答した。調査期間は3月1日から4日まで。
関連記事
- 7割が「課長」になれない中で、5年後も食っていける人物
「いまの時代、7割は課長になれない」と言われているが、ビジネスパーソンはどのように対応すればいいのか。リクルートでフェローを務められ、その後、中学校の校長を務められた藤原和博さんに聞いた。 - 大学3年生に聞く、就職したい企業ランキング
2020年3月卒業予定の大学3年生は、どんなところで働きたいと考えているのだろうか。就職したい企業・業種ランキングを見ると……。リスクモンスター調べ。 - 「佃製作所はやっぱりブラック企業」と感じてしまう、3つの理由
ドラマ「下町ロケット」の特別編が放映され、14.0%という高視聴率を叩き出した。多くの人がこのドラマを見て胸が熱くなったかもしれないが、筆者の窪田氏はちょっと違う見方をしている。ドラマの内容を考えると、「日本の未来に不安を感じる」という。どういう意味かというと……。 - 今からでも遅くない? 年収200万円と800万円の分かれ道
サラリーマンの給料が減っていく――。このような話を聞くと、不安を感じる人も多いのでは。人口減少などの影響を受け、大幅な経済成長が見込めない中で、私たちはどのように仕事をしていけばいいのか。リクルートでフェローとして活躍された藤原和博さんに聞いた。 - 35歳以上に聞く、転職を考えた理由は? 昨年と違い
転職を考えた理由、きっかけは何ですか? 35歳以上の男女に聞いたところ、昨年の調査結果と比べて違いが……。エン・ジャパン調べ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.