コラム
ひろゆき流“オワコン日本”の幸福論―― 他人とズレていたほうが幸せになれる!!:西村博之が語る「令和ニッポンの処方箋」【後編】(2/5 ページ)
ひろゆきこと西村博之氏が、令和時代を迎える日本が今後どんなふうにヤバくなるのか、沈みゆく日本で生き抜くためにはどうしたらいいのかを3回にわたって提言。最終回は“オワコン日本”でも「おいしく」生きていくための方法論。
金持ちと庶民のできることが変わらなくなった
実際に金持ちの暮らしを見ても、スマホがあって同じゲームをしていたりするので、貧乏な人との差がなくなってきているんですよね。そういう意味では、個人にとってはいい時代だと思います。ただ、ビジネスでは日本は全然儲(もう)からなくなってきているという話です。
結局、たくさんのお金を手に入れても、金持ちができることとふつうの人ができることって、今はそんなに変わらないので。
今の時代に金持ちしかできないことって、食べ物にお金をかけることぐらいかもしれません。でも、10倍のお金を払った料理が10倍おいしいかと言えば、大して味は変わりません。
違いがあるとすれば、金持ちは海外旅行などにお金を使うことが増えてきていることぐらいですかね。みんなが知っている有名な観光地に行くのではなく、その国でしかできない体験にお金を使ったり。
でも、「アマゾンで川下りしてきて、超楽しかった」と言われても、「へぇ、そうなんだ」くらいの話ですからね。お金のない人が、別にうらやましがることでもないんです。
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