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リンガーハットが「370円ランチ」を新設 一番人気のセットも値下げ:低価格路線のランチメニュー
リンガーハットが新ランチメニューを8月1日から展開する。一番人気のセットを値下げする。新設した370円ランチは牛丼やうどんのチェーンの脅威になるか。
長崎ちゃんぽん専門店のリンガーハットは8月1日から、新ランチメニュー「リンガーランチ」をスタートする。沖縄を除く国内の店舗が対象。
ランチで1番人気の「長崎ちゃんぽん 薄皮ぎょうざ5個ランチ」(700円、税抜き、以下同)を10円値下げする。また、370円の「薄皮ぎょうざ5個定食」を新設した。新たに小さいサイズのセットメニューも拡充する。例えば、「小さいちゃんぽん 薄皮ぎょうざ5個ランチ」(590円)などだ。さらに、これまで平日の午後3時までだったランチタイムを午後4時まで1時間延長する。ちなみに、ランチメニューは午後4時を過ぎると値上がりする。
リンガーハットは「メニューの種類やオペレーションを見直し、ランチメニューのさらなる低価格化を実現した」としている。
500円以下でランチを食べようとした場合、選択肢として挙がるのは牛丼チェーンや、うどんチェーンなどだ。リンガーハットが370円という定食を提供することで、お客の選択肢は広がる。370円ランチは牛丼を脅かす存在になるか。
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