周囲の社員が退職する際、困ったこと1位は?
転職を決めたとき、最初に報告したのは会社の誰でしたか? 転職サイトに登録しているユーザーで、過去に転職したことがある人に聞いたところ「上司」(65%)が断トツ。次いで……。エン・ジャパン調べ。
転職を決めたとき、最初に報告したのは会社の誰でしたか? 転職サイトに登録しているユーザーで、過去に転職したことがある人に聞いたところ「上司」(65%)が断トツ、次いで「同僚」(14%)、「先輩」(8%)であることが、エン・ジャパンの調査で分かった。
周囲の社員が退職する際に、「この進め方はよくないなあ」「困ったなあ」と感じたことはある人は36%。具体的な出来事を尋ねたところ、1位は「退職日が急すぎる」(53%)。「突然前触れもなく、いなくなられると正直困惑するし、迷惑だなと思った」(27歳女性) 、「セール直前に店長から『退職する』と言われ、どうやってお店を回したらよいか分からなくなった」(34歳女性)など、会社の仲間や顧客に迷惑がかかるといった声が目立った。
2位は「引継ぎが適当(引継ぎ期間・内容など)」(42%)。 「引継ぎ期間が短かったので、残された人たちで仕事をまわすのが大変だった。最低限でもいいので、マニュアルを作ってから辞めてほしい」(31歳女性)といった意見も。3位は「退職を伝えるタイミングがよくない」(28%)。「新しい仕事を任された直後に、退職意向届が来た」(29歳男性)といった声があった。
退職を考えたことのある人に、退職を考え始めたきっかけを聞いたところ、「やりがい・達成感を感じない」「給与が低かった」(いずれも41%)がトップ。次いで「企業の将来性に不安を感じた」(36%)、「人間関係が悪かった」(35%)、「残業・休日出勤など拘束時間が長かった」「評価・人事制度に不満があった」(いずれも26%)と続いた。
インターネットを使った調査で、転職サイトに登録しているユーザー1万74人が回答した。調査期間は7月29日から8月27日まで。
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