JR東日本は10月11日、台風19号の影響を受け、12日から13日にかけて首都圏の在来線・新幹線の計画運休を行うと発表した。12日は午前9時から午後1時にかけて在来線の運転を順次取りやめる他、一部路線や特急列車の多くは終日運転しない方針だ。新幹線については、北陸新幹線の東京〜長野間は運休とし、その他の路線は本数を減らした上で、午前9時台〜午後1時台に設けた最終列車までの運行とする。
同社は「台風19号は大型で非常に強い台風であるため、甚大な被害が予想され、被害を受けた線区では長時間にわたり運転見合わせとなる可能性がある」とコメント。13日は「少なくとも昼頃まで運転を見合わせる予定」という。
計画運休に先立ち、台風の影響で旅行などを見合わせる乗客への切符の払い戻しも行っている。未使用の在来線・新幹線の切符であれば、駅窓口などから手数料無料で払い戻せるという。
台風19号の影響を受け、鉄道各社は計画運休に向けて動き出している。小田急電鉄は、特急ロマンスカーの運転を12日は終日取りやめることを決め、他の列車も本数を減らすといった対応を取ると発表。他にも、東武鉄道、東急電鉄、京王電鉄、西武鉄道、東京都交通局、東京メトロなども12日以降計画運休を行う可能性があると発表している。
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