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『ろくでなしBLUES』作者・森田まさのりが明かす「人を笑わせる仕事哲学」森田まさのりの肖像【前編】(4/4 ページ)

累計発行部数5000万部を超える漫画『ろくでなしBLUES』作者の森田まさのり氏の「人を笑わせる仕事哲学」に迫る――。

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『べしゃり暮らし』を描くことは生きがい

――漫画家として活躍する一方で、新しいことに挑戦したいという気持ちがあったのでしょうか。

 漫画と漫才は全く別の挑戦と言えますね。本当にやりたいことを一つ選べ、と言われたら昔から「芸人さんになりたい」という思いがあり、今もその思いは変わりません。ただ、しゃべりが下手だったから漫画で今も人を笑わせているわけです。

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――漫画はこれからもずっと描き続けていくのだと思います。漫画を描くことは森田さんにとってどういうものなんですか。

 うーん……(しばらく考えながら)仕事、かなあ……。でも『べしゃり暮らし』は違いますね。『べしゃり暮らし』は本当に憧れの芸人さんを描いているので。しかも自分のネタを描けている部分もありますしね。だからそれは「生きがい」とも言えますね。

――今後、『べしゃり暮らし』をどういうものにしていきたいですか。

 僕は負けず嫌いなところがあるので、他の人にこういう漫才の漫画を描かれるのがとても嫌なんですよ。もっともっと『べしゃり暮らし』を面白くしていって、もうお笑いの漫画は『べしゃり暮らし』があるからやめとこう、と他の漫画家が思うぐらいのものにしていきたいですね。

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集英社のWebサイト「よみタイ」では、書籍『べしゃる漫画家』の特設サイトが設けられている
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