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山手線の車内で鍛えてみませんか? JR東がトレーニングアプリを試験公開:手すりやつり革を利用
JR東日本が山手線内で使えるトレーニングアプリを試験公開。乗車駅や降車駅を記入する。手すりやつり革を使ったプログラムを提供。
JR東日本は11月27日、山手線車内で利用できる電車専用トレーニングアプリ「‘TRAIN’ing」を試験公開したと発表した。
山手線の電車内(新型車両E235系)で利用できる。実施期間は2019年11月26日〜2020年3月12日。アプリのダウンロード期間は12月26日まで。アプリを起動してから77日間利用可能だ。
専用のアプリをダウンロードした後、山手線のホーム上で起動。乗車前に「乗車駅、降車駅、トレーニングカテゴリー」を選択し、乗車後に車両内のポジション(座席、つり革、手すり)を選択することで、混雑状況に合わせた最適なパーソナルトレーニングプログラムが配信される。設定した降車駅に到着するとトレーニングは終了する。
トレーニングプログラムはJR東日本スポーツが運営するスポーツジム「JEXER」が監修した。筋力トレーニングやストレッチなど80を超えるプログラムを用意した。「座っている」「手すりにつかまっている」「つり革につかまっている」の3つから乗車位置を選択すると、そのポジションにあったベストなプログラムが自動生成される。
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