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「週に1日以上テレワーク」は18.4%、営業担当者でもまだまだ:法人営業担当者に聞いた
外回りが多い営業担当者といえば、「比較的テレワークを導入しやすいんだろうなあ」といった印象を受けるが、実際はどうなのか。HubSpot Japanが調べたところ……。
外回りが多い営業担当者といえば、「比較的テレワークを導入しやすいんだろうなあ」といった印象を受けるが、実際はどうなのか。HubSpot Japanが調べたところ……。
外回りが多い営業担当者は、比較的テレワークをしやすい環境だと思うが、実際のところどうなのか。法人営業を担当している人に聞いたところ、「週に1日以上テレワークをする」と答えたのは18.4%にとどまっていることが、HubSpot Japanの調べで分かった。ただ、非訪問型営業(インサイドセールス)を導入している組織に絞ると、その割合は39.7%に増えた。
「電話・メール・DM・ビデオ会議などを用いた非訪問型営業」の導入有無を経営者に聞いたところ、導入率は11.6%。海外に目を向けると、米国での導入率は47.2%、欧州では37.1%(参照リンク、PDF)。非訪問型営業を導入している日本企業は、海外よりも少ないことが明らかに。
ちなみに、導入率を創業年数別にみると、創業20年以下の組織では16.2%、21年以上の組織では8.5%。相対的に若い組織であるほど導入率が高い。
インターネットを使った調査で、経営者・役員515人、法人営業担当者515人などが回答した。調査期間は10月18日から24日まで。
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