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「大きすぎっ!」と指摘されても、新しい「テプラ」を小さくできなかったワケ(3/3 ページ)

キングジムがラベルプリンタ「テプラ」の新商品を「テプラ PRO SR-R7900P」を発表。2月20日に発売する。他のテプラより大きいが、なぜコンパクトにできなかったのか。

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 こうして、テプラ PRO SR-R7900Pは、既存の4〜36ミリ幅のテープに加え、50ミリ幅のテープ、新たに開発した大容量テープ「EXロングテープカートリッジ」(45メートル巻き)に対応可能になった。これにより、従来製品と違い、カートリッジ交換をしなくても大量のラベルを一気に印刷できる。また、カッター刃も別売りの刃(3400円)と交換できるようにし、利用者がいちいち修理に出す手間を省いたという。

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従来のテープと大容量テープの比較。10センチのラベルを1万枚作った場合、12ミリ幅なら2万6600円、50ミリ幅なら7万5000円、コストを削減できるという
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大容量テープをセットするところ

 本体は2月20日から家電量販店やオフィス向け通販サイトなどで販売予定。発売後はラベル作成をサポートするため、キングジムの公式サイトからラベルデザインのテンプレートも提供する。建築や観光向けはもちろん、施設や幼稚園の注意書き、オフィスのファイル整理などに使えるラベルデザインも用意するという。

提供予定のラベルデザイン。専用ソフト(Windowsなら「SPC10」、Mac OSなら「SMA3」)かスマホアプリ「TEPRA LINK」(iOS/Android)を使って自分で好きなラベルを作ることもできる
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