東京メトロと東京都交通局は2月13日、九段下駅での乗り換えをより便利にするため、東京メトロ東西線・半蔵門線と都営新宿線の共通改札口と、乗り換えエレベーターを3月から使えるようにすると発表した。
3線共通改札口は3月14日から利用可能。これまで東西線ホームに設置していた改札口2カ所を移設したもので、西船橋方面ホーム側が「神田神保町方面改札」、中野方面ホーム側が「靖国神社・武道館方面改札」になる。これにより、改札内で3線の乗り換えが可能になるという。なお、これまで地下4階に設置していた半蔵門線・新宿線の既存改札口4カ所は撤去される。
乗り換えエレベーターは、半蔵門線・新宿線のホームがある地下4階と、地下3階のコンコース、東西線ホームと改札口のある地下2階をつなぐもので、新たに3基を整備。3月28日から利用でき、エレベーターを使った乗り換えがより便利になるとしている。
東京メトロと東京都交通局は、2020年の東京五輪に向け、17年10月から九段下駅の工事を開始。「今後も両社局でお客さまの利便性向上に努める」としている。
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