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新型コロナで「採用手控え」鮮明に 正社員の採用予定企業、6年ぶりに6割切る:雇用にも新型コロナの影(1/2 ページ)
新型コロナの影響が雇用にも。2020年度の正社員採用予定のある企業比率が大激減した。帝国データバンクの調査。
帝国データバンクが3月13日までに発表した調査によると、2020年度に正社員の採用予定がある企業は59.2%と、前年度より5ポイント減った。2年連続の減少で、6年ぶりに6割を切る大激減となった。採用を控えた企業からは、新型コロナウイルスによる先行き不透明感の高まりを挙げる声も多く、雇用への長期的な打撃が心配される。
「採用予定は無い」企業も3.4ポイント増
調査は2月14日〜29日、有効回答を得られた全国約1万社を対象に実施した。帝国データバンクの同様の調査は2005年開始で、今回が16回目となる。
同じ質問項目を見ると、「採用予定は無い」という回答もやはり前年度比3.4ポイント増の27.8%となり、2年連続で増加となった。
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