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「なぜか分からないけど使いやすい」 プロも驚くコンパクトで高機能な文房具5選目利きが選ぶ「今使いたいビジネスツール」(2/4 ページ)

文房具を持ち歩くならコンパクトなサイズが便利。ペンケースに入るサイズの商品が続々登場している。小さな「イライラ」も解消してくれる高機能文房具を紹介。

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小さくて失敗が少ないテープのり

 続いて、のり。今、仕事で使うなら、普通の選択肢はテープのりだろう。しかし、このテープのりは、慣れないと案外使うのが難しい。真っすぐ動かさないと、のりがきちんと紙に付かないから、力加減と正確さが必要なのだ。なので、筆者のような不器用な人間は、スタンプタイプのテープのりやスティックのりを主に使っていたのだけど、トンボ鉛筆の「Pit Air」を使った時には、本気で驚いたのだ。まず、この製品、のりを付けるのにほとんど力が要らない。つまり力加減を間違えてのりが付かなかったり、ローラーがうまく回らなかったりしないのだ。適当に引いてものりがちゃんと付く。そして、力が要らないから真っすぐ引きやすいのだ。これなら急いでいる時もサッとのり付けできる。


トンボ鉛筆「Pit Air mini」220円+税(出所:トンボ鉛筆公式Webサイト)

 その「Pit Air」のペンケースにも入る小型版が「Pit Air mini」。中のテープが交換できない使い切りタイプだが、使い勝手は大きいタイプと変わらない。手帳に資料を貼り付けたり、封筒の封緘(ふうかん)や領収書の整理など、のりが必要なシチュエーションは多い。しかも案外、失敗が許されないというか、やり直しが効かない状況での使用が多い。その点、この製品なら、急いでのり付けしても失敗が少ない。コンパクトだが10メートル使える長持ち設計だし、使用時にヘッドカバーを外しても、そのカバーが使用の邪魔にならないように作られているなど、細部にも配慮が行き届いているのもうれしい。多分、多くの人は、テープのりを引く時に、重いと思ったことはないと思う。しかし、この製品を使うと、実は重かったということに気が付くのだ。その感覚を味わうためにも、そして知らず知らずにストレスを受けていたことに気が付くためにも、是非、使って欲しい製品だ。


コンパクトなサイズ(出所:トンボ鉛筆公式Webサイト)

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