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新型コロナで外出自粛でも「買い物・旅行」、60代が最も活発――若者は自粛傾向だが……:アンケートで判明(1/2 ページ)
新型コロナで週末など外出自粛要請が続く。この状況下でも他の年代より60代が最も「外出」に積極的という結果がアンケート調査から明らかに。
東京都をはじめ自治体から外出自粛要請が出るなど、緊迫する新型コロナウイルス問題。ただ、ちょうど要請が出た3月末のタイミングのアンケート調査によると、他の世代に比べて60代が最も、「商業施設への買い物」といった外出を伴うような行動・レクリエーションについて実行していることが明らかになった。
「買い物」「旅行」「外食」60代が実行率トップ
新型コロナを巡っては、感染拡大を抑え込むため、特にメディアによる若年層への外出自粛呼びかけなどが話題になっている。ただ、終息が見えず「自粛疲れ」もささやかれる中、特に罹患が懸念される高齢層にどう自粛を呼びかけられるか、議論になりそうだ。
調査はマーケティング分析を手掛けるクロス・マーケティング(東京・新宿)が、東京都などから大規模な外出自粛要請があった週末に当たる3月27〜29日に掛けて実施。全国の20〜69歳の男女計2500人にWeb上でアンケートを取った。
「現在、どんな行動を実行できているか」と各年代の男女に聞いたところ、例えば「商業施設への買い物」で60代男性が42.8%、60代女性も42%が「できている」と回答。他の年代が20〜30%と自粛ムードなのに比べ、いずれも唯一40%を超えた。
他の「家族との外食」(60代男女いずれも34%)や「旅行に行く」「トレーニングジムに行く」といった、主に外出を伴う活動・レクリエーションの11項目いずれでも、60代が男女ともに「できている」の比率トップとなった。
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