ニュース
餃子の王将に「持ち帰りのみ」の店も 緊急事態宣言を受けて:客席数を絞るケースも
政府が緊急事態宣言。王将フードサービスが対応策を発表。持ち帰りだけで営業する店舗も出そうだ。
餃子の王将を運営する王将フードサービスは4月8日、政府の緊急事態宣言を踏まえた基本方針を発表した。
営業を継続する業種に「飲食店」が含まれていたことを受け、店舗での営業を可能な限り続ける。一方、営業形態については都道府県の要請に応じて個別に対応していくという。
具体的には、店ごとに「営業時間の短縮」「客席数の限定」「持ち帰りのみの営業」といった対応を行う。
同社は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、家庭への支援メニューとして「お持ち帰り専用お子様弁当」(税別250円)を3月9〜31日に販売するとしていたが、販売期間を4月15日まで延期している。
関連記事
- 新型コロナが“あの”外食チェーンを直撃 一方で松屋、スシロー、鳥貴族が順調なワケ
新型コロナウイルスの感染が広がる。外食チェーンへの影響はどうなっているのか。各社の最新動向を探った。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - 「大阪王将」に後れを取っていた「餃子の王将」の業績が復活したワケ
「餃子の王将」を運営する王将フードサービスが復活しつつある。女性向けの新業態店や安価で量を減らしたメニュー開発が奏功したが、本質的な理由はほかにもあるという。どのような戦略を打ち出しているのだろうか。 - 餃子の王将、「7カ月連続」で過去最高売り上げ 「増税&新型コロナ」のダブルパンチを食らっても絶好調の秘訣とは
王将フードサービスが絶好調だ。2020年2月まで、7カ月連続で「同月比過去最高売り上げ」を更新。2月23日には、今期3回目となる1日単位での「創業以来過去最高売り上げ」を達成。消費増税&新型コロナのダブルパンチにも屈さずカウンターパンチを出せている秘訣はどこにあるのか。小売・流通アナリストの中井彰人氏に聞く。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.