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レジ袋有料化、消費者最大の懸念は「ごみ袋として再利用できなくなる」――調査で判明:消費行動の意外な変化も
「レジ袋有料化で不都合に感じたこと」を調査。トップは「自宅用ごみ袋として再利用できなくなること」。調査会社が消費者に聞いた。
7月1日から小売り店でのレジ袋の有料化が義務となった。リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京都新宿区)がこの有料化で「消費者が不都合に感じたこと」について調査したところ、トップは「自宅のごみ袋が無くなること」となった。レジ袋に家庭ごみを入れて捨てていた人による、市販のごみ袋の購入が増えることも予想されるなど、消費行動に意外な影響を及ぼしそうだ。
「今もレジ袋購入」派は9.4%止まり
調査は同社が全国の20〜69歳の男女1100人に7月7日〜8日、ネット上で実施した。
まず「コンビニで買った商品の持ち帰り方」について聞いたところ、「持参した買い物用バッグに入れる」が56%と過半数になった。「袋に入れない(手持ち、もしくはバッグの中に入れる」が次いで18.6%、「持参したレジ袋を再利用して入れる」が16%となった。
一方、「レジ袋を購入する」は9.4%止まりとなった。有料化で新しいレジ袋の利用はかなり抑制されてきたと言えそうだ。
さらに「レジ袋の有料化で不都合に思うこと」(複数回答可、コンビニに限らず)についても聞いたところ、トップは「(レジ袋を再利用できず)自宅のごみ袋が無くなる」で38.5%となった。ただ廃棄するのではなく、ごみ袋として再利用していた人が一定数いた模様だ。特に女性が男性よりも、「ごみ袋として使えなくなること」に不都合を感じている結果となった。
次いで多かったのは「袋やバッグを持参するのが面倒・忘れてしまう」で29.9%となった。
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