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「緊急事態宣言以降、中途採用の停止継続」企業は約16%――コロナ禍、採用市場に影リクルートキャリア調査(1/2 ページ)

緊急事態宣言以降の中途採用状況。16%の企業が「宣言以降、採用活動の停止を継続」と回答。リクルートキャリア調査。

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 人材大手のリクルートキャリア(東京・千代田)が6月下旬に行った調査によると、新型コロナウイルス拡大を受けた政府による緊急事態宣言以降、中途採用を停止し続けている企業は約16%に上ることが分かった。新型コロナを巡っては東京都などで第2波出現も懸念されており、引き続き採用市場への悪影響が予想される。

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緊急事態宣言後、企業の中途採用活動はどう変化した?(写真はイメージ、提供:ゲッティイメージズ)

「宣言前から変わらず中途採用継続」は6割強

 調査はリクルートキャリアが自社の転職支援サービス「リクルートエージェント」の顧客企業約2000社に、緊急事態宣言の解除後に当たる6月19日〜25日にネット上で実施した。

 まず「現在の中途採用活動」について聞いたところ、「緊急事態宣言以前から変わらず採用を続けている」が64.8%となった。次いで「宣言で採用活動を中止したが、解除で再開している」が19%。「宣言以降、採用活動を停止し続けている」企業は16.2%になった。

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緊急事態宣言中及び解除後の企業の中途採用活動(リクルートキャリア調査)

 変わらず採用活動を続けている企業に、「緊急事態宣言下での面接の方法」について聞いたところ、66.6%の企業が「選考の全てもしくは一部でWeb(もしくは電話)面接を取り入れた」と回答した。

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緊急事態宣言下の面接の手法について(リクルートキャリア調査)
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