QRコード決済、満足度トップはPayPay、利用頻度トップはau PAY
MMD研究所は7月29日、スマートフォン決済(QRコード決済)の満足度調査結果を発表した。それによると、総合満足度トップは「PayPay」、一方で利用頻度トップは「au PAY」だった。
MMD研究所は7月29日、スマートフォン決済(QRコード決済)の満足度調査結果を発表した。それによると、総合満足度トップは「PayPay」、一方で利用頻度トップは「au PAY」だった。
「お得部門」「デザイン部門」「実用部門」「信頼部門」のそれぞれについて、主要6種類のQRコード決済サービスをメインで使っている600人に、6月26日から29日にかけてインターネット上で調査した。
「お得部門」で1位だったのはau PAY。「デザイン部門」ではメルペイが1位だった。また、「実用部門」のトップはPayPay、「信頼部門」のトップはau PAYだった。結果、総合トップはPayPay、2位にはau PAYが入った。
PayPayを評価する人は、「銀行口座をひも付けることで、リアルタイムで引き落としになるので、クレジットカードのように使いすぎることがなくなる(30代・男性)」や
「キャンペーンも多く楽しいし、使える店が多い(50代・女性)」という声があった。一方で、批判する人は「どんどんお得度が下がってきているし、キャンペーンはほとんどなくなった(40代・男性)」「携帯の機種により、スピーディーさが違う(60代・女性)」という意見だった。
それぞれのQRコード決済をメインに使っている人に、利用頻度を聞いたところ、最も高頻度で使われているのはau PAYだった。9%が「1日に2回以上」と答えた。
また「QRコード決済で最も重要だと思う点」を聞いたところ、トップは「お得さ」だった。そこに、「使い勝手の良さ」「安心感」が続いた。
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