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コロナ禍で人手不足の企業激減、旅館業は特に「人手過剰」に帝国データバンク7月調査(2/2 ページ)

コロナ禍を受けて企業の採用の買い手市場化が加速。「人手不足」の企業が前年より急減している。帝国データバンクが調査。

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旅館・ホテルの半数以上が「人手過剰」

 コロナ禍前までは人手不足だったにもかかわらず、最も顕著に買い手市場化が進んでいる業種の1つが「旅館・ホテル」。1月では6割の企業が正社員・非正社員共に人手不足を感じていると回答したが、7月では1割台まで減少した。

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従業員が過剰な上位業種(帝国データバンク「人手不足に対する企業の動向調査」)

 逆に「従業員が過剰」という質問に関しても、感じている企業の比率トップはやはり「旅館・ホテル」。正社員・非正社員ともに半数以上の企業が過剰感を持っている結果となった。GoToキャンペーンなどの試みがあったものの、インバウンド需要がほぼ壊滅、国内の行楽でも自粛ムードが続く中、観光業は転職市場においても厳しい状況が続くとみられる。

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