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コロナ禍、帰省した人の2割が「誹謗中傷受けた」――「石投げられた」「非難の落書き」も:アンケートで判明(2/2 ページ)
コロナ禍で帰省した人が減少。実際にした人の2割が何らかの「誹謗中傷」を受けていた。アンケート調査で判明。
帰省者は「外出控える」「人と会わない」と配慮
一方、帰省した人にさらに「帰省の際に注意したことはあるか」とも質問した(複数回答可)。トップは「帰省先での外出を控えた」で44.8%、次いで「公共交通機関を使わず車で帰省」(39.9%)、「帰省先で人と会うのを極力避けた」(38.7%)と続いた。周囲の反応を想定して気を遣う帰省者の様子が浮かび上がる。
また調査対象者全員に、帰省と関係なく「知人や友人で、新型コロナウイルスにまつわる誹謗中傷を受けた人はいるか」と聞いたところ、10.8%が「はい」と回答した。
新型コロナを巡っては、感染のもたらすこうした二次被害も問題になっている。政府は感染者やクラスターの出た飲食店に対する誹謗中傷への対策を検討するワーキングチーム設置を決めている。
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