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コロナ禍でのキャッシュレス決済の利用率とは?QRコードやICカード利用(1/2 ページ)

コロナ禍でのキャッシュレス決済の利用状況とは。リサーチ会社が消費者調査。QRコードやICカードの電子マネーは各約3割に。

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 買い物時の接触が減ることから、コロナ禍で浸透しつつあるとされるキャッシュレス決済。リサーチ会社のクロス・マーケティング(東京都新宿区)が消費者に調査したところ、特にスマホアプリによるQRコードやICカードの電子マネーの利用者がそれぞれ約3割程度に達した。ここ半年で利用頻度も増加してきているようだ。

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キャッシュレス決済、何を使っている?(写真はイメージ、提供:ゲッティイメージズ)

QRコード、ICカード電子マネーは各約3割に

 調査はクロス・マーケティングが8月1日〜2日にかけて、日常生活で買い物をすることのある全国の18歳〜69歳の男女2000人にネット上で実施した。

 まず「買い物時に使用する決済方法(複数回答可)」について質問したところ、「現金」(84%)と「クレジットカード」(70%)が上位に。次いで「スマホアプリでのQRコード」が33%、「ICカードの電子マネー」も31%に達した。

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買い物時に使用する決済方法(複数回答可、クロス・マーケティング「キャッシュレス決済に関する調査」)

 さらに、各決済方法のユーザーに対して「ここ半年でのその支払い方法の頻度の変化」についても聞いた。「スマホアプリでのQRコード」ユーザーでは66%、「スマホのICカードの電子マネー」でも51%が「利用は増加した」と回答した。コロナ禍においてこうした新しいキャッシュレスサービスは浸透する傾向にあるようだ。

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各支払方法についてここ半年で利用頻度はどう変化したか(クロス・マーケティング「キャッシュレス決済に関する調査」、各決済方法のユーザーが対象)
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