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ZHD、グループ会社社員に本社開放 「グループ間でオフィスの有効活用を」:多様な働き方
Zホールディングスは、東京都千代田区にある本社オフィスの一部を全グループ会社に順次開放すると発表した。第1弾として、ZHD傘下のヤフーが運営するオープンコラボレーションスペース「LODGE」を開放する。今後は執務スペースなど利用できるエリアの拡大も検討する。
Zホールディングス(ZHD)は、10月1日より東京都千代田区にある本社紀尾井町オフィスの一部を、全グループ会社に順次開放すると発表した。
第1弾として、ヤフーが運営するオープンコラボレーションスペース「LODGE」を開放する。これまでコワーキングスペースとして外部の人でも利用できたが、新型コロナウイルスの影響で2月に休館していた。安全面などを考慮し、10月1日よりグループ会社向けに開放する。今後は執務スペースなど、利用できるエリアを拡大することも検討している。
ヤフーは10月1日より、リモートワークの回数制限とフレックスタイム勤務のコアタイムを廃止。全国約7000人の社員を対象に無期限でのリモートワーク体制へ移行している。同社広報担当者によると、リモートワーク体制への移行に伴ったオフィス移転や縮小は今のところ予定しておらず、「どのような使い方ができるか、オフィスの在り方を検討してきたい」と話す。
ZHDは今後、ZHDとヤフーの社員が他のグループ会社のオフィスを利用できるようにするなど、グループ全体でのオフィスの有効活用を促進する考えだという。
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