20〜30代の人脈の作り方と活用方法:新たな気づき(2/3 ページ)
これからの時代、ネットワークを構築する重要性はますます高くなっています。 ネットワークの活用法は、年代によっても変わってきます。 今回は、20〜30代で、おすすめの活用の仕方をご紹介します。
30代:利益をもたらす人脈を作る
これまでの仕事の経験がベースとなるため、20代に比べたら、キャリアの方向性もぼんやりと見えてきている時期です。30代は、自身のキャリアに利益をもたらしてくれそうな人たちにフォーカスを当てて、人脈を築いていきましょう。
専門性を深めるための人脈
例えば、マーケティングを専門とする場合、マーケティング関連のカンファレンスやセミナーに足を運び、積極的に他社の人に出会ってみましょう。ネットや書籍にはない「ぶっちゃけ話」を聞けたり、情報交換を通してマーケティング業界のトレンドを知ることができ、専門性を深めていくことができます。
新たな気づきやチャンスを得るための人脈
30代になれば、ある程度自分の興味のある方向が分かってくる時期です。例えば、営業から営業企画やマーケティングといった仕事にキャリアを拡げたい、自分は民間企業よりもNPOに興味があるかもしれない、などいろいろあると思います。
そうすると、自分のキャリアに関して、新たな気付きをくれたりチャンスをもたらしてくれる人と、つながりを持つことが大事になってきます。どういう所に行くとその人たちに出会えるのか、戦略的に考え、行動に移していきましょう。
また、社外に出るだけでなく、今の仕事で出会う取引先の方との良好な関係づくりも心がけてみてください。転職や副業の話は意外と、取引先で仲良くなった方からもたらされた、というような話をよく聞きます。
ネットワークは「ギブ&テイク」
ネットワークでつながれるのは、「ギブ&テイク」が成り立つ人同士です。なので、つながりたい相手にとって、自分はどのように貢献できるのか、という視点も重要となります。自分がイメージした人たちと出会った時に、瞬時に印象付けられるように、「自分のことを語れるキーワード」を3つぐらい用意しておくことをおすすめします。
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