ニュース
武蔵野大学、日本初の「アントレプレナーシップ学部」を2021年4月新設
武蔵野大学は2021年4月に新学部「アントレプレナーシップ学部」を武蔵野キャンパスに開設すると発表した。
武蔵野大学(東京・江東)は10月12日、2021年4月に新学部「アントレプレナーシップ学部」を武蔵野キャンパス(東京都西東京市)に開設すると発表した。
同校によると、「アントレプレナーシップ(起業家精神)」を冠した学部の開設は日本初。学部長にはYahoo!アカデミア学長も務める伊藤羊一氏が就任する(麻布、東大、興銀……エリートコースをあえて捨てた男の仕事論参照)。
同学部は定員60人、専任教員は19人。プロジェクト型の「実践科目」を中心にしたアクティブラーニングを通して、起業家精神(アントレプレナーシップ)を学ぶ。教員は、ベンチャー企業経営者、NPO創業者などの現役実務家が中心となり教える。
1年次は全員が学生寮に入寮し仲間とともに学ぶ環境を作るほか、寮には起業家やビジネスパーソンなどのゲストを呼ぶ。また、全員参加による1週間の海外短期研修では、海外で活躍するアーリーステージのスタートアップ企業を訪問する。
この新学部開設を記念し、同校は11月9日に記者発表会を武蔵野大学武蔵野キャンパスで行う。記者発表会では、学部長に就任予定の伊藤氏も登壇する予定となっている。
関連記事
- 『倒産の前兆』を見抜くために――1日22社が倒産する中で知るべきは「成功」よりも「失敗の公式」
連載「あなたの会社は大丈夫? 『倒産の前兆』を探る」最終回となる今回は、倒産する企業に共通する「失敗の公式」について帝国データバンク情報部にインタビューした。同社の情報部は、50年以上にわたって企業の倒産について調査・分析を続けている倒産情報の「プロフェッショナル集団」だ。『倒産の前兆 (SB新書)』の舞台裏についても掘り下げたい。 - 麻布、東大、興銀……エリートコースをあえて捨てた男の仕事論
25万部超えのベストセラー『1分で話せ』の著者、Yahoo!アカデミア学長の伊藤羊一さんに、ポスト平成時代の働き方を聞いた。 - わが子を保育園に入れるために父として下した決断
10年以上会社員を経験した筆者は、今年起業し社長になった。なぜか? その理由には「待機児童問題」が関係している。実体験を基にした、子どもを保育園に入れるために夫ができる「解決策」――。 - 大前研一が尊敬した「ウォルト・ディズニーの構想力」――ワニしかいない湿地帯に「ディズニーワールド」を作った
大前研一が勉強しない日本人について大いに吠える! - 大前研一が「年金2000万円問題」を斬る! 終身雇用「崩壊」時代はこう乗り切れ
大前研一氏は、金融庁が出した「年金だけでは老後資金が2000万円不足する」という報告書を巡る議論について「ウソと誤解ばかりだ」と、喝破する。 - 村上世彰を、森永卓郎の息子が直撃――「お金の恐さ」を子どもにも経験させることが重要
現在シンガポールに住みながら、投資家としての活動を続けている村上世彰氏。角川ドワンゴ学園が運営する通信制高校「N高等学校」(N高)が設立した「N高投資部」の特別顧問に就任した。村上氏がN高投資部の特別顧問として生徒に伝え、教えたいことは何なのか。日本の金融教育についてどんな考え方をしているのか。その狙いについて、経済評論家の森永卓郎氏の長男で、ライターとしても活動している森永康平氏がインタビューした。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.