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暑い沖縄でウーバーイーツは稼げるのか? 中年記者が1週間、自転車をこいでみた:副業を狙って(3/4 ページ)
ウーバーイーツが沖縄にやってきた。SNSをみると、1日で2万円以上を稼いでいる人もいるようだが、ここは沖縄。本当に、稼げるのだろうか?
中年の副業に向いている?
ウーバーイーツの配達ルポは、中年男性がチャレンジするにはリスクの方が高い。体力の有り余っている若手記者がやればいいのだ。
「中年がやるから、おもしろいと思うんだけどな」。なぜ食い下がる。
「後輩に酒をおごったり、子どもの教育費がかかったりで、お金が入り用な世代でしょ。副業を考えている人も多いと思うよ」。むむ、読者を考えた上での発言なら、検討の余地はある。巧みに誘導されている気もするが、まずは調べてみる。
ウエブ上では、ウーバーイーツでの副業を勧める記事があふれていた。都合のよい時間に、自分の裁量で働けるとあって、確かに副業に向いている。「慣れれば1日2万円以上もあっさり稼る」といったコメントもある。
Twitter(ツイッター)では、配達員たちがひっきりなしに投稿し合っていた。副業の配達員も多く、限られた時間で効率よく収入を増やそうと、注文のよく入るお店や、丁寧な配達方法などを情報交換している。想像以上に注文も多いようで、40代の配達員もちらほら見かける。
沖縄ではどれくらいの注文が入るのだろう。沖縄でも副業として成り立つのだろうか。疑問が膨らむ。
ぼくだったら、いくら稼げるのだろう―。
別の好奇心も湧いてきた。実際に体験しながら、疑問を解消していくのは楽しそうだ。毎日の通勤で体力がついてきた実感もあるので、1週間くらいなら、こなせるかもしれない。
「やってみようかな」。つぶやくと同時に「局長、照屋がやる気です!」と同僚の声が響いた。
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