ニュース
ツイッター、24時間で投稿消える新機能「フリート」実装:いいね、リツイートは不可
ツイッターが新機能「フリート」実装。24時間で投稿が消え拡散しづらい仕様に。他SNSでも既に実装されている機能。
Twitter Japanは11月11日、投稿から24時間で消える新機能「フリート」を実装したと発表した。動画や写真、テキストなどを投稿できるが、通常のツイートにおける「いいね」や「リツイート」はできない。同社は「目の前の出来事やその時の気持ちを伝える手段」と説明している。
返信も限定、拡散しない仕組みに
同社によると、ツイッターのフリート機能の正式実装は日本が初。ブラジル、イタリア、インド、韓国で先行テストを実施していた。各アカウントに順次、実装していくという。SNSの「24時間で投稿が消える」機能については、インスタグラムやフェイスブックが既にリリースしている。
フリートでは通常のツイートと同様にテキストや写真などを投稿できるが、24時間で消えるほか、リツイートやいいねができず拡散しない仕組み。フリートの内容は自身をフォローしている人しか見ることができない。フリートに返信できるのは、DM(ダイレクトメッセージ)が開放されている相手に限られる。
担当者によると、最近はツイッターの投稿時、いいねやリツイートを得るプレッシャーなどを感じるユーザーの例もあるという。「多くの人の目に触れず24時間で消えるフリートで、思っていることを気軽につぶやける」(担当者)としている。フリートで投稿した内容は、反応が良かった場合などを想定し、画像の形式で通常のツイートとして投稿することも可能となっている。
関連記事
- コロナ禍転職不況、中でも「特に厳しい意外な人材」とは?――独自データで分析
コロナ禍で転職市場が悪化、急速に買い手市場に。中でも求人が特に激減している「人材の層」があるという。dodaの独自データから分析。 - 高齢者は朝のドラッグストアへ本当に「殺到」したか 購買データで解明
ドラッグストアに朝「殺到」しているのは本当に高齢者か。購買データから真相を解明した。「トイレットペーパー買い占め」騒動時の動静も明らかに。 - コロナ後もテレワーク、「オフィス消滅」企業が続々
コロナ対応で進むテレワーク化。終息後も思い切って「オフィスを無くす」企業が続々と登場。本当に職場は不要か、意外なメリットにも迫る。 - 緊急事態宣言解除後、「通勤という因習」は復活したのか――ビッグデータで解明
コロナ禍で進んでいたテレワーク。では緊急事態宣言解除後、通勤はどれくらい「復活」したのか。オフィス街の滞在人口のビッグデータから解明。 - Twitter JapanとJX通信社、情報拡散のメカニズム分析――初回は「#ジブリで学ぶ」
Twitter JapanとJX通信社が連携、Twitter上の情報拡散のメカニズムを独自分析。メディア向けに情報提供、初回は「#ジブリで学ぶ」。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.