ニュース
上昇幅は全国一! なぜ沖縄の中古マンションは高騰しているのか:平均価格3185万円(1/2 ページ)
りゅうぎん総合研究所は、沖縄県内の中古マンション価格を発表した。2020年10月の県内の価格(70平方メートル換算)は、08年10月比約2.1倍の3185万円に上昇。上昇幅は全国一だった。
りゅうぎん総合研究所は18日、沖縄県内の中古マンション価格の推移と将来予測を分析したリポートを発表した。2020年10月の県内の価格(70平方メートル換算)は、08年10月比約2・1倍の3185万円に上昇。上昇幅は全国一だった。08年には約1500万円あった首都圏との価格差は550万円程度まで縮小。好調な観光産業が県経済の拡大をけん引したほか、金利低下など資金調達しやすい環境が民間投資を下支えし、上昇につながったと見ている。
県内ではこの間、旺盛な住宅需要を受け、マンション建設が盛んに行われたが、建築費高騰で価格は上昇。新築と比べて安く、立地に優れた物件も少なくない中古マンションの需要も高まった。
不動産調査会社「東京カンテイ」のデータを基に、価格などの変化を分析した。20年1月時点の平均築年数は08年比で2年増え、17・3年となった。首都圏は8・5年増え26・5年。県内では新築物件も増えたことから平均築年数の伸びが抑えられ、価格上昇に寄与した側面もある。
関連記事
- 淡路島で週30時間働いて給与は月額16万6000円 パソナ、緊急雇用「1000人」計画を発表
パソナグループはコロナの影響で働く場所を見つけられなかった若者の支援策を打ち出した。最長で2年間、契約社員として淡路島で働く。どういった内容なのか。 - 「男女混合フロア」のあるカプセルホテルが、稼働率90%の理由
渋谷駅から徒歩5分ほどのところに、ちょっと変わったカプセルホテルが誕生した。その名は「The Millennials Shibuya」。カプセルホテルといえば安全性などを理由に、男女別フロアを設けるところが多いが、ここは違う。あえて「男女混合フロア」を取り入れているのだ。その狙いは……。
Copyright © The Okinawa Times All rights reserved.