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ドラフト会議も開かれたグランドパレス コロナ禍で営業休止へ:6月いっぱいの営業
東京・九段下のホテルグランドパレスは、7月に営業を休止する。新型コロナウイル感染拡大により、営業収益が大幅に減少したことなどが影響したためだという。再開時期は未定で、状況を見ながら判断する。
ホテルグランドパレス(東京都千代田区)は、7月に営業を休止する。新型コロナウイル感染拡大により、営業収益が大幅に減少したことなどが影響したためだという。再開時期は未定で、状況を見ながら判断する。
同社担当者によると、これまで宿泊客の約半数を外国人観光客が占めていて、コロナ禍で利用客は7割近く減少していた。経費削減や収支の改善を行ってきたが需要回復が見通せず、事業継続に関する検証を行う必要があると判断した。6月末までは一部のレストランなどで営業時間の変更を行うもののホテル自体は通常通り営業し、6月末までの予約も引き続き受け付ける。
ホテルグランドパレスは、丸の内にあるパレスホテル(現・パレスホテル東京)の姉妹ホテルとして1972年に開業した。客室はスイートルーム4室を含めて全458室、結婚式場や宴会場なども備えている。かつてはプロ野球のドラフト会議も開かれていた。
同社によると、緊急事態宣言が出された場合でも現時点では通常通り営業する予定だという。今後の営業状況については公式Webサイトにて発表するとしている。
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