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実業之日本社が「Skeb」を買収 総額10億円(1/2 ページ)

個人運営の“投げ銭付お題募集サイト”を創業124年の老舗大手が子会社化した。

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 実業之日本社は2月12日、イラストコミュニケーションサービス「Skeb」を運営する株式会社スケブの過半数の株式を取得し、子会社化したと発表した。スケブ創業者の喜田一成氏もTwitterで「全株式を総額10億円で譲渡する契約」と報告している

skeb
Skeb

 Skebは、国内外から日本のクリエイターに対してイラストや音声データを有償でリクエストできる“投げ銭付お題募集サイト”。2018年12月に開設され、21年2月時点で総登録者数100万人、クリエイター登録者数約5万人、月間取引高約2億円の規模に成長。クリエイターを優先した利用ルール、最大13.6%の手数料などが好評で、案件の約20%が海外からの利用だ。

skeb

 喜田氏によると、これまで1人で企画・開発・運営を行ってきたが、1人でのサービス維持が困難になるほど利用者増が継続しているため、実業之日本社による支援を受けたとのこと。代表は引き続き喜田氏が務め、4月よりエンジニアを増員するなど事業拡大を目指す。

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