「#呪術廻戦」ツイート、「#鬼滅の刃」の2倍 情報解禁や告知で反響増
1月に反響の多かったハッシュタグ(#)の中から、「呪術廻戦」「鬼滅の刃」「銀魂ザファイナル」のハッシュタグを対象に、Twitterトレンドの調査結果を発表。
SNSの分析ツールを開発・提供するCINC(東京都港区)は、1月に反響の多かったハッシュタグ(#)の中から、「呪術廻戦」「鬼滅の刃」「銀魂ザファイナル」のハッシュタグを対象に、Twitterトレンドの調査結果を発表した。
それぞれのハッシュタグを含むツイート数を比較したところ、「#呪術廻戦」が「#鬼滅の刃」の約2倍に及ぶ出現数だったことが分かった。「#銀魂ザファイナル」は、映画公開後の1月中旬まで2位で推移していたものの、最終的には3番手に落ち着いた。
20年11月〜21年1月の3カ月間での推移を比較すると、「#鬼滅の刃」「#銀魂ザファイナル」は映画公開や単行本発売日に向けたプロモーションや予告への反響を中心に伸長し、その後反響数が落ち着く傾向があった。一方、「#呪術廻戦」はアニメ放送開始の20年10月から、順調に出現数を伸ばし継続的に話題に上がり続けている。
その中でも、「#呪術廻戦」は情報解禁やキャンペーンの告知ツイートで出現数を度々増加させた。オープニングムービーの解禁を知らせるツイートは2.7万リツイートを獲得し、同ムービーに言及するツイートも多数あった。ツイート内で紹介されたYouTube動画は1000万回再生を超え、注目度の高さがうかがえる。
また、原作Twitterフォロワー50万人突破を記念したプレゼント企画も、公式アカウントのフォロー、キャンペーンツイートのリツイートにより応募が完了することから、14.6万ツイートとハッシュタグの出現数に影響を与えた。
「#呪術廻戦」に関するツイートは公式アカウントによるキャンペーンや告知に対しての反応が出現率を伸長させている。今後はコンテンツの内容だけでなく、SNSを巻き込んだ呪術廻戦のプロモーション力にも注目が集まりそうだ。
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