ローソン、福岡県内の2店舗で「Uber Eats」によるOTC医薬品の取り扱い開始:利便性向上
ローソンは、福岡県内の2店舗で九州の「Uber Eats」では初めてとなるOTC医薬品の取り扱いを開始する。医薬品をすぐに欲しいというニーズに対応するのが目的。
ローソンは4月22日、福岡県内の2店舗で九州の「Uber Eats」では初めてとなるOTC医薬品の取り扱いを開始した。外出自粛が求められる中で、医薬品をすぐにほしいというニーズに対応するのが目的。
取り扱う商品は、風邪薬や目薬、胃腸薬といった第2類医薬品と第3類医薬品の49種類。利用者が専用アプリから取り扱い店舗と購入したい医薬品を選択すると、説明事項が表示される。その後、確認ボタンをタッチすることで注文できるようにした。店舗においては医薬品だけを別の袋に入れ、登録販売者が必要な確認を行った上で、配達員に渡す。取り扱うのは医薬品販売時間内だけとなる。
ローソンによると、コロナ禍の影響で外出自粛が求められる一方、医薬品をすぐに手元にほしいというニーズが高まっているという。同社は2月4日、東京都内の3店舗で日本のUber Eatsでは初めてOTC医薬品の取り扱いを開始しており、導入店舗を拡大する方針を打ち出していた。また、09年頃から医薬品の取り扱い店舗を拡大しており、251店舗で販売している(21年3月末時点)。同社は「今後も社会の変化に応じた新しいサービスの導入・展開を行っていく」としている。
ローソンがUber Eatsのサービスを開始したのは19年8月。取り扱い商品は、弁当、おにぎり、麺類、フライドフーズ、デザートなど約350品目。フードデリバリーサービス導入店舗数は全国で1500店舗を超える。外出を自粛する消費者が増えたことを踏まえ、店舗の商品をすぐに届ける体制を強化している。
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