30歳で年収1000万円を狙える職種は? 企業の実名も公開:年収事情(1/2 ページ)
30歳で年収1000万円を狙える職種は? 転職サイト「OpenWork」に投稿された社員・元社員の口コミに基づき、オープンワークが公開した
30歳で年収1000万円を狙える職種は? オープンワーク(東京都渋谷区)は6月30日、自社で運営する転職サイト「OpenWork」に投稿された社員・元社員の口コミに基づき、職種別の年収事情を公開した。
同社によると、30歳で年収1000万円を狙える職種は、コンサルタント、金融系専門職(アナリスト、投資銀行部門)、営業職(商社)、プラントエンジニア(海外駐在)、フルコミッション型営業職(証券、保険、不動産)、難関資格専門職(医師、パイロット、弁護士、会計士)だった。
コンサルタントが働く代表的企業は、A.T.カーニーやアクセンチュアだ。オープンワークは「戦略系、IT系、外資、日系それぞれで若手のうちから好待遇のようだ」と分析する。A.T.カーニーのコンサルタントは「社会人5年目の転職時(シニアビジネスアナリスト)に700万円だったが、1年後に1000万円、2年後に1300万円になった」とコメントしている。アクセンチュアのITコンサルタントは「新卒入社6年目、29歳、マネージャーで年収1000万〜1100万円」としている。
金融専門職の企業例はSMBC日興証券やみずほ証券だ。オープンワークは「企業の資金調達支援やM&Aのアドバイザリーを行う投資銀行部門は高待遇である一方、激務であることが知られている」としている。SMBC日興証券のアナリストは「30歳までに1000万円を超える。同世代と比べれば給料はもらえている印象だ」と投稿している。
営業職(商社)には、伊藤忠商事、三井物産、三菱商事などがランクインした。オープンワークは「海外駐在の場合は手厚い手当てにより20代でも年収1000万円を十分に狙えるようだ」と分析。伊藤忠商事の社員は「30歳前後までは同期でそこまで差が出ないが、その後大きく差がつく」としている。
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