ニュース
キャンドゥ、20年12月〜21年5月の決算を発表 新しい生活様式に対応した商品開発を推進:100円ショップはコロナ特需
キャンドゥが2021年11月期第2四半期(20年12月〜21年5月)の連結決算の決算を発表した。純利益は前年同期比13.2%増の4億7200万円だった。
100円ショップ大手「キャンドゥ」の2020年12月〜21年5月期における連結決算は、売上高が373億5300万円(前年同期比1.4%増)、営業利益が10億4400万円(同17.1%増)、純利益が4億7200万円(同13.2%増)だった。
既存直営店の売上高は20年12月と21年1月が前年同月を上回った。しかし、2月以降は緊急事態宣言発出に伴う外出自粛や、商業施設の営業時間短縮の影響を受け、前年同月を下回った。
新規出店は58店舗で退店は29店舗。純増数は29店舗だった。
100円ショップ業界全体としては、コロナ対応の衛生用品や消耗品の特需が継続している状況だとキャンドゥはみる。
21年11月期、同社はマイク付きイヤフォンやアウトドアグッズといった他価格帯商品(200〜500円の商品)を拡充する方針を掲げている。また、新しい生活様式に対応するために、エコバッグやマスク洗濯ネットといった商品開発を推進していくとしている。
関連記事
- レゴランドってそんなにひどいの? 家族を連れて行ってみた
「隣接する商業施設からテナントが撤退」「水筒の持ち込み禁止」などのニュースで注目を浴びているレゴランド。ネット上では酷評する声もあるが、実際はどうなのだろうか。記者が家族を連れて遊びに行ってみた。 - スシローとくら寿司 「価格帯」と「シャリ」から見えた戦略の“決定的”な違いとは
大手回転寿司チェーンのスシローとくら寿司。標準的な寿司の重さはほぼ一緒。しかし、価格とシャリの違いから戦略の違いが見えてきた。 - 「100円×3個=301円」問題でセブンが公式に謝罪 見習うべきは「イオン方式」か
「税込100円×3個=301円」問題で混乱が起きたセブン。お客が困惑した根本原因は事前告知が不足していたことだ。ただ、イオンが採用する価格表記を採用する道もあったかもしれない。 - 新成人が「欲しい車」ランキング 3位はフォルクスワーゲン、2位はBMW、1位は?
ソニー損保が新成人のカーライフ意識調査を実施。普通自動車運転免許の保有率や欲しい車が明らかに。どんな傾向があるのか。 - 「幸福度」が高い都道府県ランキング 3位「熊本県」、2位「宮崎県」、1位は?
ブランド総合研究所が「第3回地域版SDGs調査2021」を実施した。幸福度が最も高い都道府県はどこか?
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.