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ローソン、タンブラーを持参するとコーヒー39円引き プラ削減が狙い:セルフマシンは対象外
ローソンがタンブラーを持参した顧客に対して39円引きを実施すると発表した。店内で入れたてのコーヒーを提供する「MACHI cafe(マチカフェ)」を導入している店舗が対象(セルフマシンは除く)。プラスチック削減が狙い。
ローソンは7月14日、全国のローソン店舗のうち約7500店舗でタンブラーを持参した顧客を対象に、コーヒーを39円引きで提供すると発表した。プラスチック削減が狙い。
ローソンは店内で入れたてのコーヒーを提供する「MACHI cafe(マチカフェ)」を展開している。今回の割引は、顧客が自分で操作するコーヒーのセルフマシンではなく、店員がレジ内のマシンでコーヒーを提供する際に適用される。
期間は7月20日〜8月30日で、コーヒーとカフェラテ(ホットとアイス)のS・M・Lサイズが対象(メガサイズは除く)。
今回の取り組みを通してコーヒーのリッド(蓋)に使用するプラスチックを、年間6.4トン削減できるとしている。
【訂正:2021年9月22日午後4時40分 ローソンの発表内容に変更があったため、初出「期間中に6.4トン削減」と記載しておりましたが、「年間6.4トン削減」に変更いたしました】
ローソンでは、2011年にマチカフェを導入した当時から、タンブラーを持参した顧客に対して10円引きをしていたが、認知度はそれほど高くなかった。昨今、プラ削減の機運が高まったため「タンブラーを持参したお客さまに割引をしていることを知ってもらいたい」(広報担当者)という狙いもあるという。
同社は30年に17年度比で容器包装プラスチックの使用量を30%削減することを目標にしている。
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