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スシロー、東京駅の八重洲地下街に“新型”店舗オープン 都市部での出店攻勢強める:初の取り組み
「スシロー」が東京駅に直結する八重洲地下街に新店舗をオープンする。回転寿司「スシロー」とテークアウト専門店「スシロー To Go」を併設したハイブリッド店舗。同社初の取り組みとなる。
大手回転寿司チェーン「スシロー」を運営するあきんどスシロー(大阪府吹田市)は7月14日、都市型店舗「スシロー八重洲地下街店」を7月29日にオープンすると発表した。東京駅に直結する八重洲地下街に出店する。
新店舗は回転寿司「スシロー」と、テークアウト専門店「スシロー To Go」を併設したハイブリッド店舗となる。これは同社初の取り組みとなる。平日はビジネスパーソンの利用を、土日には旅行客や家族連れの利用をそれぞれ見込んでいる。
コロナ禍でテークアウトの需要が高まったことを受け、同社は「スシロー To Go」の出店を強化している。21年12月末までに15店舗オープンするのが目標だ。通勤・通学の途中の利用を想定していることから、店舗は駅の改札付近などにあるのが特徴。持ち帰り専門店の限定商品として「海鮮ちらし」(580円)や「鉄火巻・サラダ巻」(330円)などをそろえる。
同社は16年からスシローの都市型店舗出店を本格化しており、八重洲地下街店は30店舗目となる。
7月15日には「スシロー浅草六区店」(東京都台東区)の出店も予定している。新店舗では、ユニクロ浅草とコラボした企画を実施する。スシローは、都市部における出店攻勢を強めている。
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