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シャオミが社員122人に「3億円」特別ボーナス、ファーウェイ失速で絶好調:浦上早苗「中国式ニューエコノミー」(2/5 ページ)
中国のIT企業は、桁外れのボーナスを奮発することがある。最近は、ファーウェイの失速で漁夫の利を得ているスマホメーカーのシャオミが、1人当たり3億円を超える特別ボーナスを支給し話題になっている。中国のメガIT企業が何かの節目に特別ボーナスを支給するのは、珍しいことではない。
同日、雷軍CEOはSNSのウェイボ(微博)で、「1人だと速く走れる。大勢だと遠くまで走れる。シャオミは各層の優秀な人材に成長の手段と手厚い報酬を提供する。人材こそがシャオミの今後10年の基盤だ」と投稿した。
実はこの4日前の2日にも、シャオミは社員3904人に合計7023万株を付与すると発表していた。対象者は若手エンジニア、新卒社員、社内アワードで賞を獲得したエンジニアなどで、当日の株価を元に計算すると、1人あたりの付与額は664万円に相当する。
さらにこのうち「青年エンジニアインセンティブプロジェクト」に選ばれた700人に絞ると、1人当たりの額は848万円に上昇する。
雷CEOによると、同プロジェクト入りした最年少メンバーは24歳とのことだった。
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