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2億5000万人が悩む「薄毛大国」中国 抜け毛が20年早まっている衝撃報告も浦上早苗「中国式ニューエコノミー」(1/4 ページ)

6月中旬、植毛クリニックを展開する「雍禾医療集団(ヨンホー)」が香港でIPOを申請。承認されれば中国植毛業界で初めて上場企業が生まれる。米コンサルは30年の中国の植毛医療サービス市場が、1兆円以上まで伸びると予想。20〜30代やエンジニアの関心が高い薄毛マーケットの展望が改めて注目されている。

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 「中国で抜け毛に悩む人は2億5000万人。一世代前に比べて抜け毛が始まるのが20年早まっている」

 中国当局が中国人の毛髪事情を分析し発表したのは2019年のことだ。薄毛問題は中高年の悩みと考えられてきたが、実際には20〜30代、とりわけ頭皮に優しくない生活を送るエンジニアの関心が高いことが明らかになった。

 そして最近、植毛を専門とする医療ベンチャーがIPOに動き出したことで、薄毛マーケットの展望が改めて注目されている。


米コンサルは30年の中国の植毛医療サービス市場が、1兆円以上まで伸びると予想。20〜30代やエンジニアの関心が高い薄毛マーケットの展望が改めて注目されている。写真は、雍禾医療集団Webページ上で、医師が脱毛や植毛について説明する動画
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