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香川県の「住みここちランキング2021」発表 「高松市」や「綾川町」を抑えて1位になったのは?大東建託が調査(1/2 ページ)

大東建託は香川県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。住みここちランキングで1位になったのは?

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 大東建託は、香川県に住む成人男女が対象の居住満足度調査を行い、その結果を発表した。「住みここちランキング」1位は、2020年調査と同じ「宇多津町(うたづちょう)」だった。


「うどん県」としてもアピール(画像はイメージ)

 宇多津町は県のほぼ中央に位置しており、坂出市と丸亀市に隣接している。臨海部は塩田の跡地を開拓して生まれた街で、商業施設や高層マンションの建設が進んでいる。自治体担当者は「子育て支援に力を入れており、全国的に見ても出生率が高く、若い世代に選ばれている」と説明する。また、居住者からは「車で5〜10分走ると、スーパーやドラッグストアなどがあり、便利。小・中学校が近い」(43歳女性)や「水族館ができたり、マンションが建ったり、街が活性化してきている。田舎すぎず、程よい街で住みやすい」(28歳女性)といった声が寄せられた。


【クリックして拡大】住みここちランキング1〜5位(出所:リリース)

 2位は「綾川町」だった。高松市や丸亀市に隣接しており、讃岐うどん発祥の地とされている。自治体担当者は「県都・高松をはじめ交通アクセスが良く、近隣のまちで働く人のベッドタウンとしても人気」と説明する。居住者は「近所に大型のショッピングモールがあり、日常生活での買い物に困らない。自然も豊かであり、がやがやしていない」(32歳女性)や「商業施設も充実しており、幹線道路や公共交通機関も適度に整備されている」(50歳男性)などとコメントした。


【クリックして拡大】住みここちランキングの詳細(出所:リリース)

 3位は県庁所在地の「高松市」だった。日本三大水城の「高松城」や「栗林(りつりん)公園」といった名所が多数ある。自治体担当者は「中心部には、交通の要となるJRや私鉄の駅をはじめ、瀬戸内の島々へ向かう船が発着する高松港、国内最長といわれるアーケードを持つ商店街など都市機能が充実している」とアピールする。居住者からは「大規模都市では無いので、少し郊外に行くと自然も多く、良くも悪くも、自分に合った規模の街。商業施設や、生活に必要な店舗、サービスにも困らず、便利。物価、家賃も比較的安いほうだと思う」(42歳男性)といったコメントがあった。

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