保護者が支持する「教育系YouTuber」ランキング 中田敦彦を抑えて1位になったのは?:保護者500人に聞いた(1/2 ページ)
メディア事業を手掛けるCyberOwlが、小中高校生の子どもがいる保護者500人が選んだ「教育系YouTuber」人気ランキングを発表した。「お笑い要素」や「子ども目線」が支持される要因のようだ。
小中高校生の子どもがいる保護者500人が選んだ、教育系YouTuber人気ランキング1位は「小島よしおのおっぱっぴーチャンネル」(163票)――そんな結果がメディア事業を手掛けるCyberOwl(サイバーアウル、東京都渋谷区)の調査で分かった。
2位は「中田敦彦のYouTube大学」(134票)、3位は「松丸亮吾【ひらめきラボ】」(53票)だった。
1位の「小島よしおのおっぱっぴーチャンネル」は、四角形の面積の求め方や分度器の使い方などを解説している。例えば、「小1算数『時計のよみかた』」では、ホワイトボードやイラストなどを駆使して説明している。同チャンネルは、小島よしおだけでなく、作家や塾関係者とつくりあげているという。
保護者からは、「子どもの興味を引く工夫がなされているのと、子どもと一緒に楽しもうという雰囲気に親として共感するため。子どもも、小島さんを見ると喜ぶ」「説明が分かりやすくてお笑い要素もあって楽しめるので、あまり教育系の動画を見たがらない子どもたちでも見やすそうである」といったコメントが寄せられた。
2位の「中田敦彦のYouTube大学」については、「生活のことから時事問題まで幅広いジャンルを取り上げているのでためになる」「人気の漫画やアニメの紹介している」という意見があった。同社はラインアップの幅広さが支持されていると分析している。
3位の「松丸亮吾【ひらめきラボ】」は「遊び感覚で勉強できるのが子どもにとって学びやすい」と評価する保護者もいた。
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