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ANA、手荷物梱包用のビニール袋廃止へ 脱プラに向けた取り組み加速:JALはすでに廃止
ANAグループが空港で使用する手荷物梱包用のビニール袋の提供を10月31日で終了する。
ANAグループが空港で使用する手荷物梱包用のビニール袋の提供を10月31日で終了する。これにより、空港物品における使い捨てのプラスチック使用量が年間で約196万枚、94トン分の削減につながるとしている。
同グループは中長期環境目標として、資源類の廃棄率を2030年度までに19年度比で70%以上、50年度までにゼロとする目標を掲げている。なお、ベビーカーや車いす用の梱包ビニールは移動手段保護の観点から引き続き提供し、再利用が可能なカバーも併用するとしている。
手荷物梱包用のビニールについては日本航空もすでに廃止しており、国際線は8月31日に、国内線は9月30日にそれぞれ提供を終了していた。
ANAではその他にもストローやコップのフタを紙製に、機内食の容器を植物由来のバガス素材に順次変更するなどの取り組みを進め、約617トンの削減を果たしている。同社は「プラスチックをはじめとした資源類の廃棄量削減に向けた取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献していきたい」としている。
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