オンライン飲み会で女性が困っていること、2位は「家族の存在」、1位は?:どんな人と飲んでいるのか
キャリアデザインセンターは、女性を対象に「職場でのオンライン飲み会」のアンケートを実施した。オンライン飲み会で困ったことやオンライン飲み会の頻度、職場のどんな人と行った経験があるのかを聞いた。
転職サイト「女の転職type」を運営するキャリアデザインセンター(東京都港区)は、女性を対象に「職場でのオンライン飲み会」のアンケートを実施した。オンライン飲み会で困ったことを聞いたところ、1位は「終わらせるタイミングが分からない」で54.3%だった。
次いで2位は「家族(同居人)の存在」が31.9%、3位は「離席のタイミングが分からない」が30.4%だった。経験者の半分以上がオンライン飲み会を終わらせるタイミングで困ったことがあるようだ。
オンライン飲み会をうまく終わらせるコツはあるのだろうか。調査対象者からは「終了時間を決めておく」「家族、子どもを理由にする」「通信、充電のせいにする」などの意見も聞かれた。
コロナ禍(2020年から現在に至るまで)に、職場の人とどの程度オンライン飲み会(食事会)をしたか尋ねたところ、「職場の人とはしていない」が80.8%と、最も多かった。オンライン飲み会をしたことがある人の中では、1位が「数カ月に1回程度」で5.7%、2位が「1年に1回程度」と「半年に1回程度」で共に5.1%だった。
職場の誰とオンライン飲み会をしたことがあるかの問いに、1位は「同僚」で90.2%、次いで2位は「先輩」で48.1%、3位は「後輩」で38.3%だった。
コロナ収束後も、職場の人とオンライン飲み会をやりたいかどうか聞いた。オンライン飲み会経験者で最も多かったのは「あまりやりたくない」で38.6%、未経験者も「あまりやりたくない」が41.2%と最も多く、「やりたい派」より「やりたくない派」の方が上回った。
一方で、経験者の中で「ぜひやりたい」「やってもいい」の合計が37.9%と、未経験者よりも高い傾向が見られた。経験者の3人に1人は、コロナが収束した後もオンライン飲み会に前向きであることが分かった。
今回の調査は「女の転職type」会員を対象にインターネット上で実施した。期間は21年8月30日〜9月12日、有効回答数は880人。
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