2015年7月27日以前の記事
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「もう散々だ」コロナの次は軽石 嘆く海上タクシーの船長 沖縄の離島にも被害広がる回収するしかない(2/2 ページ)

小笠原諸島の海底火山噴火で噴き上がったとみられる軽石が、沖縄県内の離島に漂着している。島民からは「コロナが落ち着いたと思ったら、今度は軽石か」との嘆きが漏れている。

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沖縄タイムス
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「みるみるうちに灰色に」

 本部町の新里漁港内に27日朝から軽石が流れ込み、昼ごろに海面が覆われた=写真。近くで海ブドウの養殖をする女性によると、漁港の隣の浜にはこれまでも軽石が堆積していたが、港湾内が覆われるのは初めて見たという。


軽石に覆われた本部町の新里漁港=27日午後4時ごろ、本部町

 「風の影響なのか、みるみるうちに灰色になった」と驚いた様子。「海水をくみ上げるポンプに軽石が詰まると、養殖にも影響が出る。いつ漂着が収まるか分からない」と不安そうに語った。

 本部漁協によると同日、渡久地港から出港した船1隻が軽石を吸い込み、エンジントラブルで引き返したという。

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