おかずは「ミートボール」だけ ローソンストア100が「ウインナー弁当」の第2弾を発売、買い合わせも狙う:6個入っている
ローソンストア100は、おかずがミートボールだけの「ミートボール弁当」(216円)を11月10日に発売する。ヒットした「ウインナー弁当」の第2弾。売り上げの拡大を図る。
ローソンストア100は、おかずがミートボールだけの「ミートボール弁当」(216円)を11月10日に発売すると発表した。同弁当は、おかずがウインナー5本だけという「ウインナー弁当」の第2弾で、売り上げの拡大を狙う。
ウインナー弁当は6月30日に関東エリア限定で発売したところ、初日から弁当カテゴリーの販売数トップになった。その後、販売エリアを拡大し、10月末までの販売数は約50万食になっている。
新商品は、「ミートボールだけのお弁当でミートボールを思う存分楽しんで欲しい」というコンセプトで開発された。ミートボールの下にパスタが少々入っているが、メインのおかずはミートボール6個という位置付けだ。ごはんとおかずの間の仕切りとして使われる緑色の「バラン」を省くことで、コストを削減した。また、ミートボールにはデミグラスソースをかけている。弁当のサイズとしては小ぶりであり、麺類、サラダ、スープといった商品との買い合わせも狙う。ワンコイン(500円)で収まるように、価格を216円とした。
ウインナー弁当を生んだ同社の林弘昭統括部長は、「実は、『ウインナー弁当』の発売を何度も掛け合っていた当時から、自分の構想の一つに『ミートボール弁当』もあった」と語る。ミートボールはメインになりにくい存在だが、嫌いな人がほとんどおらず、冷めても味が落ちないというのが主な理由としている。新弁当は、おかずがミートボールだけなので、食べ応えがあり肉のうまみが感じられるように工夫したという。
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